web制作会社は慢性的に忙しいのか
ホームページ制作は営業、ディレクター、デザイナー、HTMLコーダー、プログラマーなど意外と分業している会社が殆どです。その場合は営業が仕事を持ってきてディレクターに渡しデザイナーがデザインを作りコーダーに渡し、プログラマーにわたす・・・という工程になるので、どれか一つが滞ると納期にズレが生じる場合が多いです。その原因には単純な技量不足や分業した故の社内コミュニケーション不足などがあります。更に価格競争も多いので、営業は薄利でも多くの仕事を取ってこようとして業務がさらに停滞する。この悪循環が慢性化した現場では疲弊した社員が辞職してしまうケースは多いと思います。
本当に分業が必要か考える
分業した結果、コミュニケーション不足になってプロジェクトが滞るのは本末転倒です。ではどうしてコミュニケーション不足に陥りやすいのかを考えると「待遇不足によるモチベーション低下」や「コミュニケーションが苦手なエンジニア」が挙げられますが、中小企業にとってスピード感のある待遇改善は逆にリスクが高いといえます。まずは、より機能的な分業制度の考え方が最優先ではないでしょうか。
優先順位を設定する
例えばお客様から更新の依頼が来た際にまず考えなければいけないことは、それがいつ、何のために必要なのかということだと思います。バナー1つをとっても、無条件で(安全を考慮し)3日必要だと言った場合にはお客様はどんな顔をするでしょうか。もちろん依頼を受けた順に対応することは間違っていませんが、機械的に考えるよりも、今後の成り行きを考えて作業を選択しつづけることが重要です。
- 急な依頼こそお急ぎ?アカリデでは急な作業依頼を受けてから作業を完了するまでに半日もかからない場合が殆どです。それは急であればあるほど重要なものだと考えているからです。そのため、ほぼ全てにのお客様に「かつてない対応力」と驚かれます。